【お清水】
水をつかさどる神様である罔象女神(みずはのめのかみ)をお祀りしている清水社があります。社殿の奥に水が湧いていることから、俗に「お清水(しみず)さま」と呼ばれ、その水で眼を洗えば眼がよくなり、肌を洗えば肌がきれいになるという信仰があるそうです。
平家の武将「平景清」が目を患った際に、お清水さまに祈りを捧げ、湧き水で目を清めたところ疾患が治ったという話があり、その事から眼の神様として信仰されるようになったそうです。また、その湧き水のなかに、楊貴妃の石塔の一部と言伝えられている苔むした石があり、この石に3度水をかけて願いごとをすると願いがかなうといわれいています。